鹿児島認知症ブログ

鹿児島でコウノメソッドや糖質制限を実践している脳神経外科医のブログ

父が心不全で入院。

先日、父が心不全で入院した。 www.ninchi-shou.com

深部脳刺激療法(DBS)で、ジストニアから回復したAさん。

先日、知人から嬉しい報告を貰った。

認知症患者さんの心不全。

約3年経過をみてきたMYさんが先日、心不全で入院となった。

「独居」・「内服は一日一回」・「各種サービス導入困難」という条件下で悪戦苦闘。

2年間経過をみている、独居の70代女性を紹介する。

寄り添い、見届ける。

散歩中に転んで頭を怪我した方が救急車で運ばれてきた。 傷の処置をしながら何気なく普段の様子を聞いたところ、その方は「最近転びやすくなった。トイレが間に合わないことがある」と仰った。 怪我は軽かったので最初はそのつもりはなかったのだが、話を聞き「ひょ…

【経過報告】ドネペジルを止めて3年経過した男性。

以前当ブログで紹介した方(CMさん)の続報。 www.ninchi-shou.com 抗認知症薬を中止して3年経過したが、認知機能は低下し続けていない。 ということはやはり、CMさんはアルツハイマー型認知症ではなかったということだ。

似たもの夫婦。

考え方や性格が似ている夫婦を俗に「似たもの夫婦」と呼ぶが、世の中には頭のCT所見が似ているご夫婦もいるということを先日知った。

【実験】グーフィスの使用感。

先日、EAファーマから発売となったグーフィスを試してみた。

体幹傾斜による圧迫に注意。車いすで起きる橈骨神経麻痺(下垂手)について。

年に数人は見かける、橈骨神経麻痺による下垂手について。

一遍の本のように。

自宅やクリニックの本棚に並ぶ本を眺めるたびに、これまでに自分が読書に費やしてきた時間について思い返す。同時に、自分に残された時間についても考える。

決められない人たち(2)

ある日のこと。 高血圧で通院中の50代前半の女性が、見るからに不機嫌そうな顔の夫を連れて来院された。

飛行機頭痛(aircraft headache)について。

自分は脳神経外科医なので、普段から頭痛の患者さんを数多く診ている。 頭痛のおおよそのパターンは把握したつもりになっていたのだが、先日まったく診たことのない(聞いたことのない)頭痛に遭遇したので、今回はそのことを書いてみる。

診断書には医学的診断しか書けない。しかし、求められているのは社会的診断なのかもしれない。

昨年運転免許を更新出来たのだが、その後なんどか車を擦っているらしい87歳男性KTさん。「運転を止めさせたい」と願う家族に連れられ、不承不承来院された。

脳出血後の頭部CT左右差について。

先日、ケアマネさんの紹介で来院された方をご紹介。

円満な世代交代をサポートする仕事。

先日、某所で一般の方向けの講演を行った。 講演を聞いた或る女性が、介護中のご自分の夫を診て貰おうと考え、そのことを遠方に住む息子さんに告げた。

【症例報告】初診から2年経過したアルツハイマー型認知症の方。

一般的な認知症外来における抗認知症薬の処方基準とは、どのようなものであろうか? 他院から当院に引っ越してくる患者さん家族の話から推測するに、「認知機能テストが基準以下(HDS-Rなら21点未満)・VSRAD*1で関心領域の有意な脳萎縮」といったことを基準に処方さ…

「神経内科」が「脳神経内科」へと名称が変わるというニュース。

Medical Tribuneから。 medical-tribune.co.jp

【症例報告】軽度認知障害~アルツハイマー型認知症の女性。

YNさんの初診から1年半までの経過をご紹介する。 微妙な方には、過剰介入にならないように気をつけて診ている。

【症例報告】夫を見送った後、静かに世を去った女性。

今回ご紹介するNMさんは、高度認知症だった90歳の女性。夫(軽度認知障害)と共に高齢者住宅に入居していた。 3ヶ月以上も不穏不眠で奇声を上げ、他の入居者から苦情が出るほどであった。 初診時は意思疎通が全く取れず評価も困難であったが、施設スタッフと細かく連…

開頭手術後に記憶力が落ちたとご相談に来られた方。

脳外科で開頭手術を受けた後に、認知症のようになってしまったという相談を受けた。

「バランス重視」という言葉から垣間見えるもの。

50代の女性Aさんが、頭痛を訴えて来院した。 Aさんは出産後に30kg以上体重が増え、またうつ病を発症し、現在心療内科通院中とのことであった。 診察の結果、緊張型頭痛と天候左右性頭痛の合併と考え、緊張型頭痛頭痛にはスーパーライザー照射を、天候左右性頭痛には…

アリセプトへの反応で診断が変更になった方。パーキンソニズムを起こしうる薬には注意が必要。

アリセプト(ドネペジル)は、アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症のいずれに対しても保険適応のある、日本で唯一の抗認知症薬である。 アルツハイマー型認知症(ATD)・・・アセチルコリンが減る認知症 レビー小体型認知症(DLB)・・・アセチルコリンとドパミンが…

決められない人たち。

患者さんから何らかの相談を受け、医者は何らかの提案をする。 医者の説明の仕方が大きく影響はするだろうが、提案を受け入れるかどうかは最終的には患者さんが決めることである。患者さんが、自分のリテラシーを発揮して、自分で決めることである。

【症例報告】特定薬剤への依存を取り除きつつ、全体的には減薬と栄養強化の方向性で調整。

DLBベースにVaD要素を持つKNさんをご紹介。 初診から1年以上が経過しているが、ご家族や施設と情報共有しながら、初診時よりも改善した状態で経過出来ている。

介護を受けることになった父。

父親が本格的に衰え、介護が必要になった。 昨年は三度転倒し三回入院。最後の入院で、認知機能と運動機能の両方が一気に衰えた。

【書評】「パーキンソン病ー少しずつ減薬すれば良くなる!ー」を読んで。

少し長くなるが、本書巻末からの引用で記事を始めることにする。 日常の外来診察を通じて感じることは、25年前よりもはるかに病状が多様化・複雑化しているということです。特に、PDD(認知症を伴うパーキンソン病)タイプにおいて認知症や精神症状の多様性について…

【症例報告】期間限定の漢方使用と果物摂取中止で、頭痛そのものが殆ど消失した方。

今回紹介するKKさんは、60代前半の女性。 若い頃からの片頭痛持ちで、鎮痛剤と縁が切れないとご相談があった。片頭痛は加齢とともに和らいでいくことが殆どで、60歳を過ぎてもまだ片頭痛に悩まされているという方は、片頭痛以外の頭痛の可能性について検索する必要…

【書評】「ボーンブロスでやせる(間ファスダイエット)」を読んで。

鈴木功先生の「ボーンブロスでやせる(間ファスダイエット)」を読んだ。

【実験】イントラリポスを自分に点滴してみた。

イントラリポスという脂肪点滴製剤がある。 消耗性疾患に対する栄養補給で使われる点滴で、自分も勤務医の頃は病棟でよく使っていた。聞くところによると、短時間でのケトン値底上げが可能らしい。

ビタミンCについて。

健康のためにビタミンCを積極的に摂取するようになって、3年ほど経つ。 インフルエンザが大流行している今は、おおよそ6g~8g/dayの摂取量である。外来が立て込んできてストレスフルになってくると、更に2g~3gを追加で摂取している。 血中濃度を1とすると、脳には20、…