鹿児島認知症ブログ

鹿児島でコウノメソッドや糖質制限を実践している脳神経外科医のブログ

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

患者の存在しない世界。

TSさんは脳梗塞で右半身に麻痺が後遺しているが、独り暮らしでADLは自立している方である。 他院から紹介されてお付き合いが始まり1年ちょっとが経過したが、低糖質高タンパク食の栄養指導により、精神科から処方されていた下記の薬剤を リフレックス15mgx2→15mg…

前頭側頭葉変性症(前頭側頭型認知症)と正常圧水頭症の要素を持つ、軽度認知障害の方。

もの忘れと、妻への易怒性発揮を主訴に来院されたKWさん。 頭部CTで水頭症の画像所見と脳萎縮の左右差を同時に見つけた時、将来必要になるかもしれない工夫について考えてみる。

一発勝負の改善例。

一発勝負の外来というのは、何度経験しても緊張する。 今回は、奥さんと娘さんに付き添われて飛行機で〇〇県から来院されたYKさんをご紹介する。

「認知症とパーキンソン症状を主症状とする新たな神経変性疾患を発見」というニュース。

新たな変性疾患が見つかったらしい。 医療NEWSから。 www.qlifepro.com

警察からお礼の電話を頂いた話。

先日、診察中に警察から電話があった。 何事かと思いながら対応したところ、以下の様な話を聞くことが出来た。

【症例報告】前頭側頭型認知症の改善例(ケアマネさんのファインプレー)

今回紹介するのは、典型的な前頭側頭型認知症の方(UTさん)。 2年前にアルツハイマー型認知症の診断を受け、アリセプトが出されて易怒性亢進というお約束パターンに嵌まり続けていたのだが、担当のケアマネさんが気づいて連れてきて下さったことで改善に繋がった。…

【症例報告】長期経過のパーキンソン病の方。ジスキネジアと幻視を制御。

パーキンソン病の経過中に問題となる、ジスキネジアやon-off現象。 今回紹介するSRさんは、16年という長期経過の末にジスキネジアやon-offが現れた。同時に幻視でADLも低下していた。レボドパ合剤の減量と組み合わせ、コムタン減量、モサプリド追加、セレネース少量…

健康自主管理のお手伝い。

2年近く前になるが、栄養に関する講演を行ったことがある。 キャパシティ350人の会場に約500人が詰めかけるほどの盛況ぶりから、栄養に関する社会の関心が高いことを強く思い知らされ、更に栄養の勉強を積み重ねつつ今に至っている。