頭部外傷をきっかけに起きる急性硬膜下血腫。手術が必要な場合もあれば、不要な場合もある。 我々脳神経外科医は「コウマッカケッシュ」と呼ぶことが多く、その為か説明の際に「くも膜下出血(クモマッカシュッケツ)」と聞き間違われることが多い。二つは勿論、別…
仕事の合間に少しずつ読み、約1ヶ月で読了。感想を述べます。
初版があっという間に品切れとなり、既に2万部の増刷がかかったという噂の新刊。読後の感想を述べます。 既知の事実を丁寧に解説 糖質制限について既に知識を持つ人であれば、この本で述べられていることの多くに「そうだよなぁ」と頷けるだろう。例えば、序章にある…
認知症患者さんの先を予見して備えておくことは、どの程度可能なのだろうか?色々と考えさせられた症例を紹介する。
アルツハイマーではない可能性も念頭に置きながら、経過観察中。
69歳の若さで亡くなられた阿藤快さん。 ご冥福をお祈りいたします。
よその薬を減らすことが、仕事の3割近くを占めるようになりました。あくまでも体感ですが。 flickr photo shared by University of Salford
抑制系薬剤のウインタミンで、可愛らしい変化を遂げる方達が少なからずいる。不思議な薬である。 flickr photo shared by Namor Trebat
ご家族と相談しながら薬の可能性を追求している。緊張感は伴うものの、やりがいのある仕事である。 今回は、シチコリン2000mgで効果を実感出来た例をご紹介。
認知症領域では、いわゆる「treatable dementia(治療可能な認知症)」と呼ばれる慢性硬膜下血腫。 脳神経外科医にとっては、認知症疾患というよりも日常的に遭遇するcommon disease(一般的な病気)である。
認知症の治療目標、介護目標を「その後の人生を穏やかに過ごせるように」、「介護者の負担を少しでも軽くすることが出来るように」と設定した場合、薬はあくまでもこれらの目的を達成するための手段に過ぎない。「手段の目的化」には気をつけておかねばならない。
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