紅麹サプリメントの報道に関して思うこと。
報道とは客観的事実を伝えることだが、現時点で言える客観的事実とは、
【腎不全で入院した患者が、紅麹サプリメントを飲んでいた】
である。
原因物質なるものが特定されないまま、一企業が一瞬にして追い詰められていく様子は異様と言うほかない。
疑義を呈した者には立証責任が生じる。法治国家としての最低限のこのルールは、マスコミには適用されない。
「当社製品に疑義が生じたので、いったん販売を止めて市場から製品を回収し詳しく調べ、改めて報告します」
という常識的な対応を会社が行う猶予は、残念ながら与えられなかった。
翻って、
【ワクチン接種後に具合が悪くなった、命に関わった人が大量にいる】
という客観的事実を、彼らは素早く正確に報道したであろうか。
否。
多くの国民にワクチンを接種させることで集団免疫を達成するという国策に加担した手前、ワクチン事業に不利な情報の報道を控えたのだと考える。報道しない理由を彼らが説明することは、通常ない。
集団免疫がワクチンによって達成されたかどうかについては、説明不要だろう。
大東亜戦争、オイルショック、TPP加盟、例のワクチン、ジャニーズ問題等々。
煽動に容易に反応する人々が一定数以上いるからこそ、煽動は商売として成り立つ。
妬み、嫉み、恐れ、ルサンチマン。
世のあらゆる俗情を掘り起こして結託し、立証責任を問われることなく、「視聴者の知る権利」や「人権」を盾にしながら、彼らの無敵の商売は続いていく。
☆令和6年7月13日追記
「紅麹サプリで死者○○名」といった報道は、「感染者○○名!」という近い過去に開日のように経験した扇動的報道と何も変わらない。
この記事のYAHOO!コメントは見る価値あり。冷静な人は相当数いるのだと分かる。
死亡疑い事例が大幅に増えた小林製薬の紅こうじサプリメントを巡り、同社が紅こうじ菌の培養実験やゲノム解析をした結果、菌本体に腎毒性を持つプベルル酸を作る能力がないと断定した報告書を被害発覚後の4月下旬に作成していたことが5日、関係者への取材で分かった。同社は紅こうじ菌自体が健康被害の原因ではないと説明してきたが、根拠が明らかになったのは初めて。(YAHOO!ニュースより引用)
www.ninchi-shou.com
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