鹿児島認知症ブログ

鹿児島でコウノメソッドや糖質制限を実践している脳神経外科医のブログ

点滴療法・サプリメント

【2019年】グルタチオン点滴(改)

変性疾患の治療にグルタチオンを用いるようになって5年ほど経った。 試行錯誤を続けているが、今の点滴療法の一端を御紹介する。

【症例報告】Mガードについて。

認知症サプリメントのフェルガードを販売しているグロービアが昨年、Mガードという新たなサプリメントの販売を開始した。 最初にMガードの自験例を、その次に、Mガードを使用しているご家族の観察記録を紹介する。

鉄剤の使い方について。

当ブログではこれまでに、鉄補充で頭痛やうつ病が改善した例を報告してきた。 www.ninchi-shou.com www.ninchi-shou.com www.ninchi-shou.com 今回は、個人的な鉄剤の使い方についてまとめてみる。なお、貧血になる原因は複数あるが、ここでは鉄不足を中心に話を進…

寄り添い、見届ける。

散歩中に転んで頭を怪我した方が救急車で運ばれてきた。 傷の処置をしながら何気なく普段の様子を聞いたところ、その方は「最近転びやすくなった。トイレが間に合わないことがある」と仰った。 怪我は軽かったので最初はそのつもりはなかったのだが、話を聞き「ひょ…

【実験】イントラリポスを自分に点滴してみた。

イントラリポスという脂肪点滴製剤がある。 消耗性疾患に対する栄養補給で使われる点滴で、自分も勤務医の頃は病棟でよく使っていた。聞くところによると、短時間でのケトン値底上げが可能らしい。

ビタミンCの大量摂取について。

健康のためにビタミンCを積極的に摂取するようになって、3年ほど経つ。 インフルエンザが大流行している今は、おおよそ6g~8g/dayの摂取量である。外来が立て込んできてストレスフルになってくると、更に2g~3gを追加で摂取している。 血中濃度を1とすると、脳には20、…

3年間グルタチオン点滴を続け、一旦終了となったDLBの方。

3年前からグルタチオン点滴をはじめ、このたび一旦終了となった方(TRさん)を御紹介する。

ナイアシン処方の工夫について。

統合失調症の方を数名診ている。 長年の経過で陽性症状は既に枯れ、陰性症状メインの方達である。みなさん抗精神病薬は精神科で処方されており、当院では生活習慣病対策を行っているのだが、少しでも抗精神病薬の減量に繋がればと考えてナイアシンを処方している。

【経過報告】以前シチコリンで復活した女性、再度のシチコリンでまたしても復活。

以前、当ブログで紹介した方の経過報告。 www.ninchi-shou.com

NAC(N-アセチルシステイン)に危険性はあるのか?

ここ2回にわたってNACを取り上げてきたが、今回で一応最後。 メリットしかない処方薬やサプリメントなどあり得ない訳だが、では抗酸化作用が期待出来るサプリメントのNACについて、危険性はあるのか否かを調べてみた。

【症例報告】薬剤性の前向性健忘(疑)に対するNACの使用例。

前回の記事は以下。 www.ninchi-shou.com 今回は、具体的なNACの使用例をご紹介。

NAC(N-アセチルシステイン)について。

NAC(Nアセチルシステイン)とは含硫アミノ酸であるシステインの誘導体で、強力な抗酸化作用(還元作用)を持つグルタチオンの前駆物質である。

【妄想的小考】変性疾患やガンを、「後天的な局所ミトコンドリア病」と考えてみる。

「ミトコンドリア病」という疾患(群)がある。

【実験】高濃度ビタミンC点滴の前後で、血糖測定器を2台用いて血糖値を比較してみた。

以前、ビタミンCを混注したグルタチオン点滴後の血糖値に関する記事を書いたことがある。 www.ninchi-shou.com 化学構造式がグルコースと酷似しているビタミンCを、血糖測定器が血糖値として拾い上げているのだろうと、この時は結論づけた。 血糖の測定には主に2…

抗酸化治療の工夫について【グルタチオン+ビタミンB2、B5】

当院ではグルタチオン点滴療法を行っている。 当初の対象患者はレビー小体型認知症やパーキンソン病、つまり筋固縮や小刻み歩行といった"パーキンソニズム"を持つ方達であったが、その後PSP(進行性核上性麻痺)やCBD(大脳皮質基底核変性症)といったパーキンソン…

【実験】ビタミン・ケトン療法(VKT)を始めるに先だって、まずは自分で試してみた。

VKTとは、「パラダイムシフト好きの外科医のブログ」にて提唱された、ガンに対する治療法である。 自分の理解では、 ガンに対する兵糧攻め目的で、スーパー糖質制限を行う。エネルギー摂取をタンパク質と脂質に頼るため、身体はケトーシス(高ケトン)の状態にな…

糖質制限を始めてからビタミン・ケトン療法(VKT)に至るまでの、大体の流れ。

糖質制限者となって5年が経過し6年目に入った。この間、おおよそ4年間はスーパー糖質制限で過ごしていると思う。 これまでの経過を、ターニングポイントとなった書籍を紹介しながら総括しておく。 ①きっかけになったのは、たまたまタイトルに惹かれて手にしたこ…

【実験】ナイアシン(ビタミンB3)摂取後の、ナイアシンフラッシュについて。

当院には様々な患者さんが訪れる。そして、患者さんの相談に乗っているうちに、そのご家族の診察に繋がることが多々ある。 先日、ある患者さんのお孫さんのことで相談を受けた。 聞くとそのお孫さんは、中学生の頃にパニック障害の診断を受け、その後「自分が誰かに見…

グルタチオン+ビタミンB2の工夫について。

グルタチオン点滴療法を始めて2年以上が経過した。 www.ninchi-shou.com 著効例は相当数経験しているが、点滴内容はいつも試行錯誤である。グルタチオン1600mgで効果を認める人もいれば、2800mg必要な人もいる。そして当然だが、全く効かない人もいる。

【症例報告】発症から10年以上経過したパーキンソン病の方。グルタチオン前後の歩行変化は如何に?

口コミで来院された60代の女性の方。 10数年来のパーキンソン病で、内服は

小脳出血後の失調性歩行障害に対して、グルタチオン点滴療法を行い改善があった例。

小脳出血や小脳梗塞によって傷んだ脳組織は元には戻らない。しかし、出血や梗塞領域の周囲の脳組織は生きている。 この生き残った脳組織は、脳卒中急性期に激しい酸化作用に曝されている。その影響が、慢性期になっても残っているのではないだろうか?そしてそれが…

20年来の開眼失行(開瞼失行)をグルタチオンで治療。

開眼失行(開瞼失行)という病気(病態)がある。開瞼失行の読み方は「かいけんしっこう」である。 今回は、20年来の開眼失行がグルタチオン点滴で著明改善した例を報告する。

頭部外傷後の認知機能低下にはフェルラ酸が有効かもしれない。

興味深い論文を読んだので、思いついたことを書き留めておく。

認知症に効果があるとされる、プラズマローゲンとは?

外来で患者さんやご家族に質問されることが多いので、まとめておきます。 認知症:ホタテ・プラズマローゲンがその治療と予防を一新する

シチコリン1500mgで二度目の復活。

以前、グルタチオン点滴による改善例として報告した女性。介入開始から1年3ヶ月が経過。その後の経過報告。 一度目はグルタチオンで、二度目はシチコリンの力で復活を遂げた。 flickr photo shared by Luz Adriana Villa A.

72歳男性、軽度認知機能障害(MCI)。フェルガード+ココナッツオイルで一年経過。

順調そのもの。 flickr photo shared by SingChan

シチコリン2000mgの世界。

ご家族と相談しながら薬の可能性を追求している。緊張感は伴うものの、やりがいのある仕事である。 今回は、シチコリン2000mgで効果を実感出来た例をご紹介。

しつこくしつこく、シチコリン。

認知症が進行し、アパシー(無為)へ向かっていく患者さんには、何はともあれシチコリンを使ってみる価値は十分にあると思う。そのような例を簡単にご紹介。

約3ヶ月歩くことが出来なかった方が、ソルコセリル8mgの点滴で再び歩き出した。

グルタチオン点滴にソルコセリル8mgを併用し、著明に改善を得た症例をご紹介。

初診から1年経過。フェルガード100M+ココナッツオイルで6ヶ月経過した現在・・・

フェルガード100Mとココナッツオイルで経過観察中のアルツハイマー疑いの女性。臨床的にはほぼ治癒していると言える。