ライフワークは音楽鑑賞です(唐突)。 ロックよりの音楽を中心に、色々なジャンルを聴く。最近は頻度が減ったが、以前はHeavy Metalをこよなく好んで聴いていた*1。 高校時代、「メタリカの"Battery"で起床するか、それともメガデスの"Holy Wars"で起床するか」が、ちょ…
Medical Tribuneから。 1型糖尿病にもメトホルミン|ニュース|Medical Tribune
アリセプトによる興奮は有名であるが、メマリーによる興奮も時々経験する。開始や増量直後であれば分かりやすいが、しばらく同じ量で維持している間に徐々に興奮してくることがある。 これに気づかないと、抑制系薬剤の無慈悲な増量に繋がってしまうので気をつ…
ライフワークは読書です(唐突)。 小学生の頃は、自宅に転がっていた森村誠一や江戸川乱歩といったミステリーをよく読んでいた。
話が通じない成年患者(認知症を除く)に出会った時、4つの可能性を考えるようにしている。 自分の説明力が不足しているから あまりにも今の症状が辛いから 鉄タンパク欠乏をきたしすぎたから 元々のキャラクターゆえに 今回紹介するのは、「このままだと危うい…
糖質制限を開始して、6年目に入っている。 睡眠の質の改善を初めとして、体感できるメリットは数知れない。ダイエット方法として紹介されることも多い糖質制限だが、自分の場合だと開始1年ちょっとで12kgの減量を達成し、その後維持している。 残念ながら運動は全く…
ある80代男性(以下Aさん)について。
Record Chinaから。 www.recordchina.co.jp
ケアマネさん達がダイレクトに患者さんを紹介してくれる。 家族背景がpoorであったり、同伴の家族の理解力に難がある場合には、ケアマネさんが付き添ってくることが多い。持ち出し上等で頑張ってくれるケアマネさん達が少しでも楽が出来るように(ついでに自分も)…
認知症の進行に伴い高まる徘徊のリスク。 夕方症候群のように特定の時間帯でソワソワし始めることもあれば、前触れなくいきなりいなくなることもある。
今回紹介するのは、抗うつ薬と抗認知症薬を卒業出来た方である。 既に役目を終えている薬を減量卒業するのは、そんなに難しいことではない。薬がまだ役目を果たしている場合には、減らしたり止めたりすると具合が悪くなるので、また戻せばよいだけのことである。 今…
ご主人を介護中の80代女性が、物忘れのご相談で来院された。ADLは自立しているものの、最近物探しが増えて冷蔵庫管理が苦手になり、料理の段取りや味付けが怪しくなってきたとのことであった。
Medical Tribuneから。 認知機能ではなく、運転技能で免許更新を|ニュース|Medical Tribune 免許を交付するのも停止するのも警察。医者に免許取り消しの責任を負わせようとしていないか? 新井氏は私見として「本来、運転免許証の更新の可否は運転技能によっ…
タイトルそのままです<(_ _)> 慢性硬膜下血腫とは、頭部打撲後しばらくして、徐々に硬膜(脳を包む硬い膜)の下に古い血液成分が貯留して脳を圧迫する病気のことである。
糖質制限に取り組み成果を出せた患者さん(糖質制限者)が、そのお礼に当院(糖質制限推進クリニック)にお菓子を置いていくというコントのような出来事を経験した。 微笑ましいというか、こちらも微妙に困惑するというか(笑)
頭痛といえば片頭痛。 ただし、外来で最も遭遇するのは緊張型頭痛である。ちなみに、片頭痛と緊張型頭痛の合併はしばしばある。 典型的な片頭痛は、思春期から20代半ばぐらいまでに始まり、多くは50代、60代にかけて徐々に終熄していく。 今回は、片頭痛治療に…
大切なことを患者さんから教えて貰ったので、忘れないうちに書きとめておく。 後々、音楽と共に患者さんの想い出が蘇ってくれることに期待して。 white heart flickr photo by Lora Huber shared under a Creative Commons (BY) license
エーザイとバイオジェンが共同開発中のアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」が、最終段階に入っているようだ。
結論から先に言うと、「すんごく分かりやすい」本です。
書評という名の自分語り。 木村武実先生*1の御著書、『認知症 症例から学治療戦略ーBPSDへの対応を中心にー』の改訂版が出版された。初版は2012年8月なので、約5年ぶりの改訂である。 初版から微修正された今回の改訂版)を読みながら、懐かしい気持ちに浸った。 *1:…
認知症を発症した家族にストレスを加えないように配慮しているうちに、家族がストレスで倒れてしまうことがある 「なぜこの人の為に、自分がここまで我慢しなくてはいけないのか?」 理屈では解決し難いこの問いに、明確に答えは出せない。
以前、水頭症について総論的な記事を書いた。 今回は、「これは外水頭症かな?」と自分が感じた症例から、水頭症患者の頭の中で起きていること、そして頭部CTを見る際の注目点について述べる。
家族がいてくれるから何も困らないよ。ありがたいことだね。 きれいに周囲に溶け込み、ほぼ個を無くしたかのようにみえる仏様のようなおばあちゃん。 若い頃は仕事を頑張りました。今でも当時の連中には会って元気を貰っていますよ。 周囲から屹立し(孤立で…
久しぶりに経験したので御紹介。
Medical Tribuneから。 medical-tribune.co.jp
最近、自律神経に関して調べ物をしている時に知った「純粋自律神経不全症(PAF)」という病態について紹介。 以下、MSDマニュアルより抜粋引用。
ある治療により現在の状況を好転させる可能性があっても、結果的に年齢を考慮して「もう年だしね・・・」で様子を見ることは多い。それはそれで一つの決断である。リスクを取りにいった結果、逆に具合が悪くなることもあるため、一律にみなリスクを取るべきとは思わな…
先日、抗認知症薬メマリーを販売している第一三共の学術担当者と話していて、その後色々と考えてみたことを書いてみる。 今回は、ちょっと専門的な内容となります<(_ _)>
約2年6ヶ月経過をみてきたレビー小体型認知症の患者さんが、病状の進行に伴い通院困難となってきたため、近医にお引っ越しとなった。 「そろそろ通院が大変になってきて・・・申し訳ないのですが・・・」と頭を下げる娘さんに、こちらも深く頭を下げる。 「この方やご家族…
約2年3ヶ月経過を診てきた方を御紹介する。 グループホーム入所を切っ掛けに施設の嘱託医とバトンタッチすることになり、先日の外来が最後となった。 ご本人が最後に見せた優しく、そしてどこか不安そうな表情が心に遺った。
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