鹿児島認知症ブログ

鹿児島でコウノメソッドや糖質制限を実践している脳神経外科医のブログ

ケアマネさんや介護事業所との連携に用いているアプリを紹介。

 ケアマネさん達がダイレクトに患者さんを紹介してくれる。

 

家族背景がpoorであったり、同伴の家族の理解力に難がある場合には、ケアマネさんが付き添ってくることが多い。持ち出し上等で頑張ってくれるケアマネさん達が少しでも楽が出来るように(ついでに自分も)、普段から色々と工夫をしている。

メールでのやり取りはその一つだが、即時性という意味ではチャットに軍配が上がる。

 

以前はサイボウズを使っていた。スマートフォンアプリもあり、そこそこの使い勝手ではあったのだが、ここ最近はWantedly Chatというアプリがお気に入りになっている。

 

www.wantedly.com

 

 

介護連携アプリ

 

Macアプリもあるため、仕事中にケアマネさんからメッセージが入れば、すぐに確認出来る。また、AndroidスマートフォンとiPadにもアプリを入れているので、自宅や外出先でも確認出来て便利である。

 

ケアマネさんに頼みたいこと、確認したいことなどを思いついたときに、すぐに入力できる即時性が気に入っている。また、動画添付も出来るので、ケアマネさんが患者さんの歩行を動画撮影して送ってくれることもある。

 

患者さん達は基本的に、月イチの通院が多い。その時の外来診察時間内に得られる情報量には限度があり、また患者数が増えてきたために、一人当たりに多くの時間を割けないという事情もある。

 

自分にとって、普段からケアマネさん達とやりとりをしておくことは、月イチ外来の精度を高めるためにとても重要なことである。