2014-08-04 認知症の予防について。 糖質制限・栄養関連 確実な予防法などないが・・ 「コーヒーは一日〇杯までは〜」など、無数に世に溢れる健康情報。それらの中で、良さそうなものは定期的に紹介していこうと思う。 (PRESIDENT Online 2014年8月3日掲載記事より引用) (〜中略〜)ボケの主な原因は加齢。裏返せば、老化の進み方をできるだけ遅くすればボケは起こらない。それを可能にするのが長寿遺伝子だ。長寿遺伝子は誰でも細胞内に持っているが、常に活性化しているわけではない。長寿遺伝子のスイッチをオンにするには食事、運動、睡眠、ストレス対策の4つから生活改善を図る必要がある。食事はまずカロリー摂取を抑える「腹七分目」が基本。特に血糖値を急上昇させる糖質を減らすことを心がける。血糖値が安定しないと空腹を感じて食べすぎてしまうからだ。(〜中略〜)ランチは麺類、カレーライス、丼ものは避け、豆腐や卵料理などお惣菜中心の定食を選ぶようにする。夜はステーキや魚料理で良質のタンパク質を摂り、お酒を飲むなら赤ワインにする。赤ワインに含まれるレスベラトロールは、長寿遺伝子をオンにする効果があるからだ。このような炭水化物を制限した食生活を8人のモニターに3週間続けてもらったところ、全員の体重が減り、血液中のケトン体が増加した。ケトン体は長寿遺伝子のSIRT3がオンになると分泌され、これが増えるほど“糖質依存”から脱け出せたことになる。(〜中略〜)運動は1日15分を目安にする。私がよく指導するのは、電車の乗り換え時間。できるだけ速く歩き、階段を上り下りする。社内での移動も階段を使いたい。(〜中略〜)睡眠は、時間だけでなく「眠りの質」を意識する。深い眠りの「ノンレム睡眠」で活発に分泌される成長ホルモンは、傷ついた細胞を修復し、炭水化物やタンパク質、脂質の代謝を促す働きがある。昼寝も効果的で、30分以内の昼寝をする人は、アルツハイマー病の発症率が昼寝の習慣がない人の6分の1という研究結果もある。(引用終了) 著者は白澤卓二先生(順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授)。 重要なことをとても分かりやすく書かれる先生です。 第2回認知症セミナーに参加 8/2に東京で開催された、「第2回認知症セミナー」に参加した。そこでしばしば話題になったのは、糖質制限について。認知症のみならず、あらゆる生活習慣病やガンにいたるまで、糖質は深く関与している。今後このブログでも、糖質制限について取り上げていく予定。 決定版 100歳までボケない120の方法 (文春文庫) posted with amazlet at 19.01.01 白澤 卓二 文藝春秋 (2015-02-06)売り上げランキング: 333,343 Amazon.co.jpで詳細を見る