ざっと3冊をご紹介する。
①パーキンソン病の診かた、治療の進めかた
水野 美邦
中外医学社
売り上げランキング: 85,154
などなど、これ1冊でほぼパーキンソン病にまつわる様々なことを網羅的に学ぶことが出来る、医療関係者にお勧めの一冊。患者さんやご家族には、ちょっとハードルが高いかも。
②パーキンソン病 少しずつ減薬すれば良くなる!
中坂 義邦
ブックマン社 (2018-02-16)
売り上げランキング: 36,756
逆説的なタイトルが目を惹く本。
医師、看護師、その他医療介護関係者、そしてパーキンソン病の患者さん、その家族まで含め、パーキンソン病に関わる全ての人にお勧め。
以前ブログで記事にしたこともあるので、そちらもご参考に。
www.ninchi-shou.com
③レナードの朝
オリヴァー・サックス
早川書房
売り上げランキング: 211,401
既に古典と呼んで差し支えない歴史的名著で、映画化もされている。
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2015-12-25)
売り上げランキング: 2,855
「夢の薬」Lーdopaが発見された当時の興奮、パーキンソン症状が改善していく感動的なシーン、そこから一転して明らかになるL-dopaの副作用の恐ろしさなどなど、見応え十分。ロバート・デ・ニーロの鬼気迫る演技も必見である。
オリヴァー・サックスという比類なき観察者*1の目を通して、自分はパーキンソン病(パーキンソン症候群)の本質というものを感じることが出来たと思っている。
最後に、「基本中の基本」の1冊を。全てはここから始まった。
James Parkinson
FQ Books
売り上げランキング: 295,700