「『最期に、クリニックの皆さんに会いに行きたい』と父が言っています。連れて行ってあげてもよいでしょうか?」 Nさんの娘さんから連絡を受けたとき、終わりが近づいていることを知った。
今年の締めくくりとして、2012年11月20日から2018年12月18日までの、約6年間の「認知症外来初診時における臨床診断結果」を報告する。
外来をしていると、「これはどういう意味があるのかな・・・?」という画像に出くわすことがある。そしてそれは、一つのシリーズのように続くことがあるから不思議だ。 以前、小脳の萎縮が気になるという記事を書いたが、 www.ninchi-shou.com 今回は側頭葉、特に内側面で…
「〇〇さんはレビー小体型認知症なので、唯一の保険適応薬であるアリセプトで治療をするのが決まりです。他の薬は出せません。」 ベテラン専門医のA医師が、アリセプトで副作用が出ていると感じて他剤への変更を希望した家族に言った言葉である。 この言葉を受けて、…
独居していたMHさんが施設入所となったのは、4ヶ月前のこと。 既往歴に心筋梗塞と心不全があり、13種類の薬を使用中であった。
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