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鹿児島認知症ブログ

鹿児島でコウノメソッドを実践している脳神経外科医のブログ

抗認知症薬による薬害の背景に、「子が親に対して持つ後ろめたさ」があるとしたら。

認知症以外の症例

 

「薬はいらないだろうなぁ・・・」

 

患者さんを診察してそう感じれば、自分はご家族にそのままを話す。納得するご家族もいれば、抗認知症薬処方を強く希望するご家族もいる。

 

今回は薬を欲するご家族の心理と、その結果起きているかもしれない「薬害」の可能性について考えてみたい。

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【書評】「認知症介護で倒れないないための55の心得」を読んで

雑記 雑記-書評や論文評価など

 

メディアを通じて表に出てくる介護の話は、悲惨なものが多い。

 

【衝撃事件の核心】血ヘドはく「老老介護」破綻 鬼の形相で「殺せ!」と叫ぶ認知症母を殺害 長男は「ごめんな、ごめんな」と謝り続けた(1/5ページ) - 産経WEST

 

センセーショナルな内容であればあるほど、視聴者数や発行部数が伸びるのだろう。国全体で考えると、確かに楽観視出来る要素が多いとは言えない。

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医療保護入院からの復活例を通じて学んだこと。

認知症の症例 認知症の症例-アルツハイマー型認知症(ATD)

 

家庭天秤法の威力、献身的介護と客観的視点の両立の重要性、キャラクター分類の重要性。

 

この患者さんとご家族からは、様々な事を学んだ。

 


flickr photo shared by hans s under a Creative Commons ( BY-ND ) license

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64歳男性、前頭側頭葉変性症の方の治療経過報告。

認知症の症例 認知症の症例-前頭側頭葉変性症(FTLD)

 

認知症患者さんの経過中には様々な事が起きる。どの一人をとっても、全く同じ経過を辿ることはない。何か起き始めている気配がないか?減らせる薬はないだろうか?

 

目配りをし続ける。

 

認知症診療に必要なのは集中力

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医療介護政策に失敗した日本を待つ、あるディストピア的妄想

雑記

 

年をとれば足腰は弱り体力は低下し、判断力は鈍くなる。更に追い打ちをかけるように、ガンや脳卒中、認知症が加わってくる。自らの老いを認め、達観して老後を過ごせる人は一部であり、日本の高齢者を待つ未来は総じて明るいとは言えない。

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テレビプチ出演(録画)から学んだこと。

雑記 雑記-ニュースの感想

 

先日、ローカルのテレビ放送局から取材を受けた。

 

  明日の夕方のニュースで、若年性認知症の特集を組みます。つきましては、専門家のご意見をお聞きしたいので、明日の昼に取材に伺ってもいいですか?

 

明日放送予定のニュース取材を明日させてくれという時点で、色々と気づくべきだった。

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