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鹿児島認知症ブログ

鹿児島でコウノメソッドや糖質制限を実践している脳神経外科医のブログ

認知機能ではなく、運転技能で免許更新の是非を判断すべきだと思う。

 

Medical Tribuneから。

 

認知機能ではなく、運転技能で免許更新を|ニュース|Medical Tribune

 

免許を交付するのも停止するのも警察。医者に免許取り消しの責任を負わせようとしていないか?

 

  新井氏は私見として「本来、運転免許証の更新の可否は運転技能によって判断すべきであるにもかかわらず、認知症という医学的概念を根拠にしていることが最大の問題である。75歳以上でも実車試験と学科試験を行って判断すべきである。実行機能としての運転技能が低下していると判断されるなど、認知症が疑われた場合は、運転免許証の自主返納を促すことが最も望ましい」と述べた。(上記リンクより引用)

 

完全に同意である。

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【謎の行動】糖質制限中の患者さんからお菓子を頂き困惑(笑)。

 

糖質制限に取り組み成果を出せた患者さん(糖質制限者)が、そのお礼に当院(糖質制限推進クリニック)にお菓子を置いていくというコントのような出来事を経験した。

 

微笑ましいというか、こちらも微妙に困惑するというか(笑)

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【症例報告】呉茱萸湯と五苓散が著効した片頭痛の女性。

 

頭痛といえば片頭痛。

 

ただし、外来で遭遇する最も頻度の高い頭痛は緊張型頭痛である。片頭痛と緊張型頭痛が混在していることも多い。

 

典型的な片頭痛は、思春期から20代半ばぐらいまでに始まり、多くは50代、60代にかけて徐々に終熄していく。

 

今回は、片頭痛治療に漢方を用いて効果のあった症例を紹介する。

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【書評】『認知症 症例から学治療戦略ーBPSDへの対応を中心にー』

書評という名の自分語り。

 

木村武実先生*1の御著書、『認知症 症例から学治療戦略ーBPSDへの対応を中心にー』の改訂版が出版された。初版は2012年8月なので、約5年ぶりの改訂である。

 

初版から微修正された今回の改訂版)を読みながら、懐かしい気持ちに浸った。

*1:独立行政法人国立病院機構菊池病院院長

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介護殺人に至る、最後の一押し。

認知症を発症した家族にストレスを加えないように配慮しているうちに、家族がストレスで倒れてしまうことがある

 

「なぜこの人の為に、自分がここまで我慢しなくてはいけないのか?」

 

理屈では解決し難いこの問いに、明確に答えは出せない。

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硬膜下腔が拡大している頭部CTから考える、3つの可能性。

 

水頭症について、以前総論的な記事を書いた。

 

www.ninchi-shou.com

 

今回は、「これは外水頭症かな?」と自分が感じた症例から、水頭症患者の頭の中で起きていること、そして頭部CTを見る際の注目点について述べる。

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