鹿児島認知症ブログ

鹿児島でコウノメソッドや糖質制限を実践している脳神経外科医のブログ

顧客≒病人?製薬会社にとっての「顧客」とは何かを考えてみた。

当たり前のことだが、困っている患者のためにボランティアで薬を作る会社など存在しない。想定患者が少ない疾患の薬は作られることは殆どなく、売り上げが見込めるジャンルの薬(降圧薬や血糖下降薬)には多くの製薬会社がこぞって参入する。シビアな世界である。

夫に病気の可能性を見出そうとする妻と、それを受け止める優しい夫。

「うちの主人はどこかおかしいですよね?ね?上手く言えないけど前とは違うの。色んな検査をして突き止めなければいけないんじゃないですか?ねぇ?」

「厚生労働省が抗認知症薬の少量投与を容認」のニュース。

これは全ての患者さんや家族、また患者さん予備軍、そして工夫しながら少量投与を続けてきた医師達にとって、とても意義のあるニュース。 以下、ニュースより抜粋。

【糖質制限実験】ローカーボヌードルを食してみた。

先日、昼食で院内に常備しているチーズとプロテインを摂っていた時に、ふと思い立った。 「久しぶりに糖質制限食の実験をしてみよう」 以前試した糖質制限パンについての記事は以下。 www.ninchi-shou.com

いつの間にか認知症認定されていた、元気な高齢者。

実にお手軽に抗認知症薬が処方される時代に、我々は生きている。