外科の休日当番医をしていたある日、「投げ釣りで竿を振ったら、後頭部にルアー(疑似餌)の針が刺さって抜けなくなった」という小学生が来院した。 返しのついた3つの針のうち、2つが右後頭部に刺さっていた>_
10月31日の南日本新聞のトップに、「発熱受診は813医療機関」という見出しの記事が載っていた。
現在80歳の女性Aさん。 当院を受診する1年半ほど前から、ご主人はAさんの物忘れと怒りっぽさが気になり始めた。 専門の病院を受診したところアルツハイマー型認知症の診断が下され、ドネペジル3mgが開始となり2週間後には5mgに増量された。
90歳を目前にした独居女性に、17種類の薬が投与されている状況を目の当たりにした時に、 「これはマズいんじゃないか?」 と思うか、それとも 「これだけの薬を飲まないといけないほど、具合が悪い人なのだろう」 と思うか。
診断から10年経過したパーキンソン病の女性が、他院より転医希望でやってきた。 彼女が転医を希望した理由は、ただ一つ。 「かかりつけ医に何度お願いしても、薬を変えて貰えないから」
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。