鹿児島認知症ブログ

鹿児島でコウノメソッドや糖質制限を実践している脳神経外科医のブログ

3年経過を診ているレビー小体型認知症の女性。

現在80歳の女性Aさん。 当院を受診する1年半ほど前から、ご主人はAさんの物忘れと怒りっぽさが気になり始めた。 専門の病院を受診したところアルツハイマー型認知症の診断が下され、ドネペジル3mgが開始となり2週間後には5mgに増量された。

【症例報告】17種類の薬が処方されていた高齢女性。

90歳を目前にした独居女性に、17種類の薬が投与されている状況を目の当たりにした時に、 「これはマズいんじゃないか?」 と思うか、それとも 「これだけの薬を飲まないといけないほど、具合が悪い人なのだろう」 と思うか。

【症例報告】約10年間、同じ処方が続いていたパーキンソン病の女性。

診断から10年経過したパーキンソン病の女性が、他院より転医希望でやってきた。 彼女が転医を希望した理由は、ただ一つ。 「かかりつけ医に何度お願いしても、薬を変えて貰えないから」

【症例報告】アルツハイマー型認知症と診断され10年間、抗認知症薬を飲み続けていた女性。

今回紹介する方は、90歳の女性Aさん。10年前にアルツハイマー型認知症と診断された方だった。 経験とは有り難いもので、目の前に現れたAさんを一目見て、「10年経過したアルツハイマー型認知症ではないだろうな」と判断できた。

医療法人「結縁会」を開設。

2020年10月、クリニックを法人化した。 2016年4月に開業して4年半で打った、一つのマイルストーン。 法人という縛りの中で、自由を探索する 法人名を考えるのは、生まれてくる子どもの名前を考えるのと似た楽しい作業だった。 医師という職業の持つ公益性を自覚して…