鹿児島認知症ブログ

鹿児島でコウノメソッドや糖質制限を実践している脳神経外科医のブログ

パーキンソン病の勉強になる、おすすめ書籍。

 ざっと3冊をご紹介する。

①パーキンソン病の診かた、治療の進めかた

 

パーキンソン病の診かた,治療の進めかた
水野 美邦
中外医学社
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などなど、これ1冊でほぼパーキンソン病にまつわる様々なことを網羅的に学ぶことが出来る、医療関係者にお勧めの一冊。患者さんやご家族には、ちょっとハードルが高いかも。

 

②パーキンソン病 少しずつ減薬すれば良くなる!

 

パーキンソン病 少しずつ減薬すれば良くなる!
中坂 義邦
ブックマン社 (2018-02-16)
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逆説的なタイトルが目を惹く本。

 

医師、看護師、その他医療介護関係者、そしてパーキンソン病の患者さん、その家族まで含め、パーキンソン病に関わる全ての人にお勧め。

 

以前ブログで記事にしたこともあるので、そちらもご参考に。

 

www.ninchi-shou.com

 

 

③レナードの朝

 

レナードの朝 〔新版〕 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
オリヴァー・サックス
早川書房
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既に古典と呼んで差し支えない歴史的名著で、映画化もされている。

 

レナードの朝 [AmazonDVDコレクション]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2015-12-25)
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「夢の薬」Lーdopaが発見された当時の興奮、パーキンソン症状が改善していく感動的なシーン、そこから一転して明らかになるL-dopaの副作用の恐ろしさなどなど、見応え十分。ロバート・デ・ニーロの鬼気迫る演技も必見である。

 

オリヴァー・サックスという比類なき観察者*1の目を通して、自分はパーキンソン病(パーキンソン症候群)の本質というものを感じることが出来たと思っている。

 

最後に、「基本中の基本」の1冊を。全てはここから始まった。

 
 
An Essay on the Shaking Palsy
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James Parkinson
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*1:実は、当ブログにおける症例報告は「オリヴァー・サックスの様に表現したい」と願いながら常々書いているのだが、恐らく一度たりとも成功していない。