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鹿児島認知症ブログ

鹿児島でコウノメソッドや糖質制限を実践している脳神経外科医のブログ

【症例報告】10mg処方のアリセプト減量で頻尿が改善した男性。ちょうどよい量は1.5mgであった。

近医からの紹介で来られた方。主なお悩みは、「頻尿」。 加齢や頭部外傷の影響でわずかにアセチルコリンが欠乏していた*1ところに、過剰な量のアリセプトが入ったことで頻尿が惹起されていた、と考えている。 *1:アセチルコリンが減ればアルツハイマーと短絡してはい…

医原性認知症について。

栄養を見直し、不要な薬は減らして止める。本当に必要な薬だけ残す。もしくは、少量足す。 何を足して何を引くか?その組み合わせは膨大である。 しかし落としどころさえ誤らなければ、ロジカルに攻めて一定以上の効果をあげることは可能だと感じている。

【症例報告】薬剤性の前向性健忘(疑)に対するNACの使用例。

前回の記事はこちらから。 www.ninchi-shou.com 今回は、具体的なNACの使用例をご紹介。

「他科の処方には手を付けたくない」という医者心理が、ポリファーマシーを助長する一因。

先日、県薬剤師会主催の研修会に講師として招かれ、「ポリファーマシーを減らすために」というタイトルで話をしてきた。 質疑応答が30分を超える盛り上がりであったが、そのなかで以下のような質問があった。 自分達からみて不要そうな薬があったとしても、病院勤務…

お薬の卒業、おめでとうございます<(_ _)>

新年、明けましておめでとうございます。 今年2017年も、鹿児島認知症ブログを宜しくお願いいたします<(_ _)> おめでたいついでに、新年一本目の投稿は抗認知症薬を卒業出来た方の話をば。

ポラプレジンク(プロマックD)で、相対的な銅欠乏症を来す可能性あり。

亜鉛を含む胃潰瘍の薬、プロマックD(一般名:ポラプレジンク)。 この度、添付文書改正の案内が届いた。

抗認知症薬の増量規定とは?

「物忘れの相談に行ったら、初診でこのような処方が出ました。大丈夫でしょうか?」 ある患者さんとそのご家族が、相談に来られた。 その時見せて頂いたお薬手帳が以下。

コリンエステラーゼ阻害薬の副作用を分析した報告

ケアネットで見かけた記事のご紹介を。 コリンエステラーゼ阻害剤の副作用である「精神神経系障害」は、やはり多いようだ。 flickr photo shared by CJS*64 A man with a camera

薬を飲んでいないと不安な高齢者。

ある日の外勤先での出来事。 初めてお目にかかる90歳の女性。パーキンソン病と高血圧症の診断で通院中。 杖を使って歩行可能、疎通も良好でお一人暮らし出来ている方である。 flickr photo shared by Dean812

15種類の内服を減量、調整して8種類にすることで復活した77歳女性。

よその薬を減らすことが、仕事の3割近くを占めるようになりました。あくまでも体感ですが。 flickr photo shared by University of Salford

薬を処方する際には、最少量で最大限の効果を狙おう!抑肝散を例に解説。

認知症の周辺症状に対して最もよく使われる薬の一つ、抑肝散。主に、怒りっぽさや幻視などの陽性症状に対して処方される。 小児の夜泣きに使用されることもあるらしい(自分は小児に処方したことはない)。 今回は、就寝前の抑肝散のみで上手くいったケースを…

カプサイシンプラスでアレルギー症状出現?

高齢になるにつれて、咀嚼や嚥下に必要な筋力は徐々に低下していく。 認知症患者さんや脳卒中後の方では、その頻度は更に上がる。嚥下困難が問題になるのは、誤嚥性肺炎や窒息に繋がるからである。

不定愁訴の原因は大量の薬だった!多剤併用(ポリファーマシー)の問題点とは?

高齢者医療において、多剤併用が大きな問題となっている。5種類以上の内服薬がある場合、副作用発現のリスクが急上昇する、というデータもあるようだ。 高齢者の服薬は5種類までにしてそれ以上の薬はやめるべき | マイナビニュース 必要があって、かつ適切に…

抗認知症薬の添付文書は守るべき?守ったことで逆に危険なことになるケースがある!!

レビー小体型認知症なのにアルツハイマー型認知症と誤診された方。それでもアリセプトの用量を少量にしておけばよかったものを、添付文書通りに増量した結果、一気に悪化してしまった、更にその挽回のために抗うつ薬まで処方されていた。

薬を止めたら良くなった(笑) アルツハイマー型認知症と診断され、アリセプトを12年間飲まされてきた84歳男性。

こういう風に話を聞いてもらったことは、12年間で一回もありませんでした。本当に「一回も」ありませんでした。ありがとうございました。 このように仰り、外来をあとにしたある患者さんの奥さん。 憤り、理解、そして未来へのわずかな希望。約20分間の外来で、様々な想…

アリセプト内服で、うつの副作用が出現。

若年性アルツハイマー型認知症疑いで経過をみている方をご紹介。 試行錯誤しながら、あっという間に一年以上が経過した。

抗認知症薬のメマリー(メマンチン)に副作用報告。「横紋筋融解 」の危険性ありとのこと。

厚生労働省から、メマリーに対する添付文書改訂の通告があったようだ。 認知症薬メマリー、横紋筋融解症の恐れも- 厚労省、添付文書改訂の周知を | 医療介護CBニュース 2012年4月以降、同剤の投与後に、骨格筋の細胞が融解したり、壊死したりすることによって…

アリセプトの副作用(徐脈)で意識消失発作頻発。短期間で10mgまで増量されていた81歳女性。

認知症=アルツハイマーの恐ろしさ。安易なアリセプト処方は、致命的な副作用に繋がる危険がある。

スタチンの内服で、2型糖尿病を発症するリスクが高まるという報告。

スタチンの内服で糖尿病発症のリスクが46%上昇するというフィンランドからの報告。

メマリーで副作用(肝機能障害)の報告

3例に肝機能障害が発現、うち1例は死亡 2月17日に厚労省から添付文書改訂の指示が出たようだ。

アリセプトの長期継続は是か非か?

効果を感じられなくても、アリセプトは続けるべきだろうか? 前回からの続きで、アリセプト継続について考えてみる。 www.ninchi-shou.com

レミニールの副作用。使用上の注意に皮膚症状が追加。

国内報告例はないようですが・・ このようなニュースを発見。厚労省 認知症薬レミニールの「使用上の注意」改訂指示 重大な副作用に皮膚症状を追記

高齢者の薬(抗認知症薬を含む)は、いつまで続けるべきだろうか?

薬の止めどきについて 介護福祉士(コウノメソッド医療者)として現場で活躍されている方から、以下のようなメールを頂いた。許可を頂いたので全文掲載し、私見を述べてみる。

イクセロンパッチ(リバスタッチ)の副作用。足底貼付でも痒みや発赤が出現することあり。

足底貼付でも脱落例はある 50代女性、アルツハイマー型認知症の方。 イクセロンパッチで治療を開始し、活気の上昇、自発性向上が得られていた。

抗認知症薬の副作用。イクセロンパッチ(リバスタッチ)増量で徘徊が出現。

初診後3週間で見違えるように改善したが、薬剤増量で徘徊が起きてしまった。