鹿児島認知症ブログ

鹿児島でコウノメソッドや糖質制限を実践している脳神経外科医のブログ

認知症の症例-前頭側頭葉変性症(FTLD)

一回だけの診察で、情報をどこまで伝えるべきか?

診察で得られた情報を、患者さんや家族にどこまで説明するべきなのだろうか。このことで、しょっちゅう悩む自分がいる。 特に、その情報が確定的なものではなく、自分の推測が多く含まれていて、尚且つその推測に対する明確な対処法(決定的な治療法)がない場合には、…

【症例報告】グループホーム入所が決まり、お別れとなった前頭側頭葉変性症(意味性認知症)の方。

約2年3ヶ月経過を診てきた方。 グループホーム入所を切っ掛けに施設の嘱託医とバトンタッチすることになり、先日の外来が最後となった。 ご本人が最後に見せた優しく、そしてどこか不安そうな表情が心に遺った。

【症例報告】初診時から語義失語が目立った意味性認知症の方

初診時からかなり語義失語の目立った方であった。周辺症状がほとんど出ないまま経過してくれているのが救いだが、中核症状進行により介護負担度は少しずつ増している。 早期に質の高い介護サービスに繋げられるかどうかは、その後の介護に大きく影響する。

スマートフォンアプリ(こえとら)を用いた、認知症患者さんとのコミュニケーション。

認知症患者さん、特に語義失語(相手の言っている言葉が分からない)のある患者さんとのコミュニケーションには難渋することが多い。 今回は、あるご家族の工夫を紹介してみる。

初診時から食の細さが懸念材料であった方。最後はガンでお亡くなりに。

今回は3年ほど前に経験した例をご報告。 初診時に胸部レントゲンまで撮っていたら、その後少しは結果が違っていたのだろうか?

64歳男性、前頭側頭葉変性症の方の治療経過報告。

認知症患者さんの経過中には様々な事が起きる。どの一人をとっても、全く同じ経過を辿ることはない。何か起き始めている気配がないか?減らせる薬はないだろうか? 目配りをし続ける。

認知症患者さんを診つつ、同時に主介護者への気配りをしつつ。

他院より紹介のあった方。その先生曰く、「奥さんもなんとなく危なっかしい感じなので、出来れば一緒に診て貰えたら」とのことだった。

70代女性、ピック病(前頭側頭葉変性症)の改善例から考えた、改訂クリクトン尺度の使い方。

介入から1年2ヶ月経過したピック病の方をご紹介。

抗認知症薬を止めることは、そんなに難しいことなのだろうか?アリセプト10mgを中止、ウインタミンを開始して改善が得られた方をご紹介。

外来で試されるのは想像力。 flickr photo shared by @boetter

「長谷川式テストは30点満点、だがしかし・・・」というケース。

明けましておめでとうございます<(_ _)> 今年も鹿児島認知症ブログを宜しくお願いいたします。 では新年最初の投稿です。

60代男性、ピック病(前頭側頭葉変性症)の改善例。

他院で若年性アルツハイマー型認知症の診断を受け、レミニールが開始された方。 少し改善があったようだが、セカンドオピニオン目的で当院を受診となった。

認知症患者さんの万引きを、未然に防ぐことは出来るのだろうか?

認知症患者さんの先を予見して備えておくことは、どの程度可能なのだろうか?色々と考えさせられた症例を紹介する。

強い帰宅願望に勝てず・・・。シャント手術が出来ず、精神科病棟入院が必要となってしまった方。

あの時に〜していたら今頃は・・・ と考えてしまうことは、誰にでもあるだろう。 今回紹介するのは 入院直後で手術という段取りをしていたら、今頃は・・ と考えさせられた方である。

認知症の祖母の主治医になって、一年が経過(2015年7月)。

認知症の祖母の主治医となって、そろそろ一年が経過する。一時は相当悪化したが、その後持ち直している。処方の工夫などを公開。フェルガードやプロルベイン、少量レミニールなど、使えるあらゆる手段を講じている。

優秀なケアマネージャーとは?

コウノメソッドを勉強しているケアマネージャーさんは心強いパートナーになる。

元々のキャラクターを拗らせたのか、それとも認知症になったのか?

その判断は時に難しい ①温厚だった人が別人のように怒りっぽくなった②元々キツイ性格の人が、更にキツくなった家族からすると、①だと「認知症ではないか?」と疑う。②の場合には、「もう年だし、元々キツイ性格だったからこんなものかもな」と、しばらく様子…

アルツハイマー型認知症?それとも前頭側頭葉変性症?

ちなみに「診断が付かなければ治療が出来ない」ということではないのだが、認知症外来でよくある例としてご紹介。

認知症周辺症状の治療が、結果的に中核症状の治療に繋がったケース

まずは周辺症状制御から 周辺症状と中核症状については、以下をご参考に。 認知症とは? - 鹿児島認知症ブログwww.ninchi-shou.com ADLは完全に自立しているが、嫉妬妄想と金銭妄想の強烈な方が来られた。 診断については今でも??だが、イメージ優先のウイ…

運動ニューロン疾患を伴う前頭側頭型認知症(FTD-MND)とは?

ALS?FTD-MND? 経過中に神経内科に紹介し、最終的にALS(筋萎縮性側索硬化症)の確定診断が付いた方をご紹介。

祖母の主治医となりました。

家族の主治医になる決意をした 70代から耳が遠くなってきたが、今考えると語義失語が進んできていた、ということだったかも知れない。 要介護2ではあるが、今でも独居で頑張っている。既に家族の顔は殆ど忘れている。勿論孫(自分)の顔も忘れている。 平成20…

前頭側頭葉変性症疑い(ピック病) 74歳男性

ピック感満載の風貌 精神発達遅滞ということで、長期施設入所中であった方。認知症の定義からは外れてしまうが、臨床的には前頭側頭葉変性症の可能性を感じた。

前頭側頭葉変性症(意味性認知症) 82歳男性

自立生活可能な前頭側頭葉変性症の方 診断をつけて、かかりつけにバトンタッチも大事。というより、全てを自分の外来でフォローするのは無理。

前頭側頭葉変性症(意味性認知症) 83歳女性

難聴ではなく認知症です! 慌てて連れてきたご家族が言うには、「急に耳が聞こえなくなったみたいで」とのこと。

前頭側頭葉変性症疑い(ピック病) 50歳女性

受診理由が物忘れではない場合 脳外科外来では、初診者の多くは頭痛やふらつき、めまい、怪我などである。再診の場合は、過去に脳卒中を起こした方達が多い。そもそもの訴えが物忘れではないが、実は認知症が疑われる方を最近多く見かけるようになった。その…

前頭側頭葉変性症疑い(ピック病) 74歳女性

介入を拒まれた時の対応 未だに手探り状態。