鹿児島認知症ブログ

鹿児島でコウノメソッドや糖質制限を実践している脳神経外科医のブログ

用語や定義、データなど

【報告】4年間の認知症外来の結果。

いつも当ブログをご覧になって下さり、誠にありがとうございます<(_ _)> 2016年は自分にとって「クリニック開業」という節目の年になりました。 2014年4月に始めた当ブログは、2016年8月19日に累計100万PVを達成。現在、月間およそ10万PVでUUは3万人程。ゆっくりと…

「認知が進んだ」とか「認知が入っている」などという表現を、医療介護現場から払拭したい。

「毎度ありがとうございます→まいどあり」 「焼酎ハイボール→酎ハイ」 「就職活動→就活」 言葉を略する力が高い(好きな?)日本人。造語能力が高いとも言えようか。

認知症診療における「合成の誤謬」について

ふと頭に浮かんだことを書き留めておく。 via Flicker

水頭症を分類してみよう(総論的な話)

簡単にいうと 頭に水がたまって悪さをする病気 であるが、もう少し詳しく説明してみる。

3年間コウノメソッドで認知症外来を行った結果を報告。

今年最後の投稿です(多分)。 2012年11月20日から2015年12月5日までの約3年間に、当認知症外来を受診された方は延べ869名。漏れも相当数ありますが、ひとまず確認出来た数を元に分析を試みました。

軽度認知機能障害(MCI)の概念と、その対応について。

高齢になれば認知機能が衰えてくるのは当然であるが、 こんなはずじゃないのに・・・もっと出来るはずなのに・・・ と、考え悩んでしまう方達がいる。 これは、ある程度致し方ないことである。誰しも自分の老いは認めたくないものだから。逆に、 年をとった…

認知症って一体、どんな病気なの?

認知症とはどのような病気?その症状や種類について説明。認知症を疑った場合にお勧めの、簡単な診断テストを紹介する。質問はたったの二つ。

失神とは?脳神経外科を受診する前に知っておきたい4つのこと。

失神でまず疑うべきはTIAか? 脳神経外科に紹介されてくる患者さんの紹介状でよく見かける、「〇月〇日に失神がありました。TIA(一過性脳虚血発作)が疑われるので、精査をお願いします」という文言。気を失ったら脳神経外科へ、というある種のコンセンサスが…

アルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)とは?

認知症の代名詞的存在 アルツハイマー博士が1905年(抄録発表は翌1906年)に発表した、主に海馬と頭頂葉が萎縮してくる、脳の変性疾患。

認知症、変性疾患で使われる用語説明(随時更新中)

認知症に関する専門用語をまとめました。

抗認知症薬処方の工夫。認知症外来データ(連続454例)から具体的に解説。

今年最後の投稿です いつも当ブログをご覧になって下さり、誠にありがとうございます。今年の締めくくりとして、平成26年12月2日時点での認知症外来データをまとめてみました。以前のデータについては下記をご参照下さい。 認知症外来データ公開(連続206例) …

79歳男性、続発性正常圧水頭症の改善例。無症候性の脳室拡大でも、しっかりフォローしておく必要性あり。

正常圧水頭症を学ぶ(AVIMにも注意を払う) 正常圧水頭症について軽くおさらい。下記もご参考に。 特発性正常圧水頭症(iNPH)の診断〜検査〜治療の流れ - 鹿児島認知症ブログwww.ninchi-shou.com 認知症症状、歩行障害、失禁が古典的三徴 脳脊髄圧は正常範囲内 頭…

レビー小体型認知症とは?

レビー小体型認知症の特徴や気づくポイント、レビースコアやバランス8の紹介。

前頭側頭葉変性症とは?

前頭側頭葉変性症について概説。ピック病と意味性認知症をしっかり理解することが大切。

認知症外来データ公開(連続206例)

認知症の病型データ 以前掲載した認知症外来データを更新したのでご報告。 認知症の種類について - 鹿児島認知症ブログwww.ninchi-shou.com 前回はこのような感じであった。

シャント手術件数から、正常圧水頭症診療における地域差の理由を考える。

水頭症治療における地域差 あるデータを頂いたので紹介する。各都道府県における、水頭症手術(小児水頭症や特発性、続発性、全てひっくるめ)の件数である。 DPC(包括医療費支払い制度方式)を採用している病院から集計された、平成24年度分のデータを抽出し集…

前頭側頭葉変性症について

前頭側頭葉変性症の概念と分類 前頭側頭変性症(FTLD)は、前頭葉と側頭葉前部を病変の首座とする変性疾患を包括する臨床病理学的概念。 アルツハイマー病やレビー小体型認知症に次いで頻度の高い認知症疾患。 ピック病と意味性認知症が多い。

認知症の種類について

認知症の病型について 毎度毎度の定義から。 これを上位概念として、実際の認知症の種類は

認知症の中核症状と周辺症状について

もう何度目かのスライドだが、便利なので今回も使用。ちなみにネタ切れではない。

レビー小体型認知症の定義〜診断〜治療への流れ

DLBの方の紹介が続いたので、この辺りでDLBの定義と診断について簡単にまとめておく。 DLBの定義 Alzheimerの元で働いていたLewyが、1912年にパーキンソン患者の剖検脳にエオジンで赤く染まる小体を発見。これがいわゆる「レビー小体」。