鹿児島認知症ブログ

鹿児島でコウノメソッドや糖質制限を実践している脳神経外科医のブログ

小林麻央さんの訃報に接して。

 

2年8ヶ月の闘病の末、小林麻央さんが旅立った。

 

多くの人が彼女を応援し、回復への期待を抱きつつも、病状の悪化に心を傷めていたことと思う。自分もその一人であった。

 

彼女のBlogが開設された当初、しばらく読んでいた時期があった。

 

栄養療法を行っている身としては、彼女がどのような食事を摂っているのか気になっていたからである。

 

その後、Blogを読むことは止めた。ただ、SNSで流れてくる情報はチェックしていた。

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ヘッドバンギングと慢性硬膜下血腫との関連について。

 

ライフワークは音楽鑑賞です(唐突)。

 

ロックよりの音楽を中心に、色々なジャンルを聴く。最近は頻度が減ったが、以前はHeavy Metalをこよなく好んで聴いていた*1

 

高校時代、「メタリカの"Battery"で起床するか、それともメガデスの"Holy Wars"で起床するか」が、ちょっとした悩みであった*2。 メタル好きの40代の方々は、「そうだろうそうだろう」と頷いてくれると思う。

*1:Heavy Metalを"ヘビメタ"と略す人とは、旨い酒は呑めない。

*2:いずれの曲も、同曲収載アルバムの1曲目。当時自分が所持していたミニコンポのタイマー設定の都合で1曲目しか選べなかったが、自由に選べたなら"Battery"ではなく同アルバム2曲目の"Master of puppets"を選んでいただろう。

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【症例報告】メマリーによる興奮。

アリセプトによる興奮は有名であるが、メマリーによる興奮も時々経験する。開始や増量直後であれば分かりやすいが、しばらく同じ量で維持している間に徐々に興奮してくることがある。

 

これに気づかないと、抑制系薬剤の無慈悲な増量に繋がってしまうので気をつけたい。

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届かない声。

話が通じない成年患者(認知症を除く)に出会った時、4つの可能性を考えるようにしている。 

 

  • 自分の説明力が不足しているから
  • あまりにも今の症状が辛いから
  • 鉄タンパク欠乏をきたしすぎたから
  • 元々のキャラクターゆえに

 

今回紹介するのは、「このままだと危ういな*1」と感じた方である。次に来てくれた時の工夫も一応考えてはいるが、来てくれる可能性は低いと思っている。

 

*1:精神疾患発症前夜の危うさ

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糖質制限で、自分自身を知る。

 

糖質制限を開始して、6年目に入っている。

 

睡眠の質の改善を初めとして、体感できるメリットは数知れない。ダイエット方法として紹介されることも多い糖質制限だが、自分の場合だと開始1年ちょっとで12kgの減量を達成し、その後維持している。残念ながら運動は全く出来ていないのだが、今の体重は20代の頃と同じである。

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ケアマネさんや介護事業所との連携に用いているアプリを紹介。

 

ケアマネさん達がダイレクトに患者さんを紹介してくれる。

 

家族背景がpoorであったり、同伴の家族の理解力に難がある場合には、ケアマネさんが付き添ってくることが多い。持ち出し上等で頑張ってくれるケアマネさん達が少しでも楽が出来るように(ついでに自分も)、普段から色々と工夫をしている。

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